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2020年5月25日月曜日

【雪冤】






冤罪や死刑制度をテーマにした社会派ミステリー。

衝撃の結末に100人中99人が騙される!という帯がついていました。もちろん僕は99人の方でした。
1人って作者じゃないのかな?


メッセージ性が強く考えさせられる内容と物語の展開が面白く二転三転して驚きの結末という緻密に計算されたミステリー小説。

考えることがいっぱい詰まった小説ですが、意外と読みやすく、読み応えのあるお話でした。



作中に出てくる"Soon Ah will be done"をBGMに読むと不気味さが増してより楽しめました。



2020年5月1日金曜日

【BUTTER】








首都圏連続不審死事件をヒントに作られたということで興味があり読んでみました。

容疑者の記者の話でやりとりが面白く、
序盤は展開が気になって、のめり込むように読んでしまいました。

後半はなかなかゴールが見えず心折れそうな時もありましたが、女性ならではの心理などいろいろと考えさせられる非常に読み応えのある本でした。


なにより作中に出てくるバターを使ったレシピがたまりません。
特に美味しいバターを使ったバター醤油ご飯がたべたくなります。


この本を読んでいると好きなものを好きなだけ食べても良いじゃないか、という気持ちになります。

早速バター生活が始まりました。無塩ではなく、有塩のバターで。少し洗脳されているのかな。

2020年4月27日月曜日

【ワインは楽しい!】


自粛生活で外食や飲み会に行かなくなったので家で飲むことが増えています。

一時期はブルーチーズと赤ワインにはまってましたが、急に塩分が気になりだしたので最近は白ワインにはまってます。


特にオーストリアのスッキリとしたミネラル感が強い白ワインはかなり好みで現在はまり中です。

最初は酸とかミネラル感とかさっぱりでしたが、飲んでいく行くうちに少しずつ分かってくるものなんですね。


やっぱりある程度の知識をつけた方が楽しめると思い、暇があれば「ワインは楽しい!」という本を読んでいます。






この本はフランスで最も売れているワインの本の日本語版で、

初心者でもわかりやすく外国ならではの言い回しもあり面白いです。

しかもイラストが良く、パラパラ見ているだけで楽しめます。



マナー、テイスティング、ブドウの品種からワインの醸造法、産地、料理との合わせ方、セレクトのやり方などを6人のキャラクターが解説してくれます。








カジュアルだけど内容が深くボリュームのある本なので、この一冊でかなり楽しめると思います。








飲み過ぎないように程々に楽しみたいと思います。

2019年1月23日水曜日

【ローマンアンドウィリアムスの軌跡】


ローマン&ウィリアムスがデザインしたヴィンテージミックスのホテルや店舗、住宅の作品集。

ページをめくるたび、ワクワクするセンスたっぷりの一冊。



ざっくりと写真を見ても楽しいし、小物を細かくチェックしながら見るのも楽しい。

妄想が膨らみ素敵な気持ちになれます。




お店に置いてあるので、ぜひぜひ読んでみてください。


2018年11月2日金曜日

【盾-シールド】



今回紹介したいのは村上龍の「盾-シールド」という絵本。

この本は9歳下の弟が当時中学生だった頃に課題で読んでいた本。

なんとなく表紙に惹かれペラペラと読むつもりが、児童文学の絵本とは思えない内容にのめり込み、最後まで真剣に読んでしまいました。






この本のシールドとは傷つきやすくやわらかい心を守る盾のこと。

自分にとってのシールドとは何なのか、どんなものなのか、どうやって見つけるのか、
それぞれのシールドを探し求める二人の少年の人生の物語。

子供が中学生になったら読んでもらいたい絵本です。

学生時代も良いですが
いろいろ考える大人になったからこそ、深いと感じるのかもしれません。


お店に置いてあるので、ぜひ読んでみてください。