2020年5月25日月曜日

【雪冤】






冤罪や死刑制度をテーマにした社会派ミステリー。

衝撃の結末に100人中99人が騙される!という帯がついていました。もちろん僕は99人の方でした。
1人って作者じゃないのかな?


メッセージ性が強く考えさせられる内容と物語の展開が面白く二転三転して驚きの結末という緻密に計算されたミステリー小説。

考えることがいっぱい詰まった小説ですが、意外と読みやすく、読み応えのあるお話でした。



作中に出てくる"Soon Ah will be done"をBGMに読むと不気味さが増してより楽しめました。



2020年5月1日金曜日

【BUTTER】








首都圏連続不審死事件をヒントに作られたということで興味があり読んでみました。

容疑者の記者の話でやりとりが面白く、
序盤は展開が気になって、のめり込むように読んでしまいました。

後半はなかなかゴールが見えず心折れそうな時もありましたが、女性ならではの心理などいろいろと考えさせられる非常に読み応えのある本でした。


なにより作中に出てくるバターを使ったレシピがたまりません。
特に美味しいバターを使ったバター醤油ご飯がたべたくなります。


この本を読んでいると好きなものを好きなだけ食べても良いじゃないか、という気持ちになります。

早速バター生活が始まりました。無塩ではなく、有塩のバターで。少し洗脳されているのかな。